自主防災組織

あわら市 防災ガイド

自主防災組織

地域でできることから、備えておく。

大きな災害では、消防や行政がすぐにすべての地域へ 対応できるとは限りません。

そんなとき、近くにいる人同士で声をかけ合えることが、 大きな力になります。

自主防災組織は、特別な人だけが活動する組織ではありません。

地域の危険を知る。
誰が声をかけるか決める。
避難先を確認する。

まずは、できるところから始められます。

いざというとき、近くにいる人が力になる。

地域の人たちが地図を囲み、防災について話し合っているイメージ

まず、ここから

まず、これだけ決めておく

立派な組織図や大きな訓練から始める必要はありません。
まず地域で、次の4つを話してみましょう。

誰が声をかける?

災害が起きたとき、最初に地域へ連絡したり、 声をかけたりする人を考えておきます。

一人だけでなく、何人かで動ける形に。

どこへ避難する?

指定避難所や指定緊急避難場所、 地域の集合場所などを確認しておきます。

支援が必要な人にはどうする?

一人で避難することが難しい人がいる場合、 本人の意向や制度に配慮しながら支援方法を考えます。

どう連絡する?

電話、LINE、連絡網、防災行政無線など、 災害時に使える連絡方法を確認しておきます。

全部を一度に決めなくても大丈夫です。

まず、この4つのうち一つを地域で話してみるところから始めましょう。

まず知っておきたい

自主防災組織って何?

自主防災組織は、地域に住む人たちが協力して、 災害に備えるための組織です。

普段から地域の危険や避難先を確認したり、 防災訓練を行ったりし、 災害が起きたときには安否確認や避難の呼びかけなどを行います。

例えば、こんな役割があります

  • 地域へ情報を伝える
  • 初期消火を行う
  • 救出・救護を支援する
  • 避難を呼びかける
  • 給食・給水を支援する

すべての役割を、一度に整える必要はありません。

地域の人数や年齢、地形、災害リスク、 活動できる人に合わせた形で考えることが大切です。

災害直後を考える

なぜ地域で備えるの?

大きな災害が起きると、 いつものように移動したり、 連絡したりできなくなることがあります。

道路が通れない
電話がつながりにくい
停電・断水が起きる
消防・救急がすぐ来られない
一人で避難することが難しい人がいる

だからこそ、自分や家族の安全を守ることに加えて、 近くにいる人同士で声をかけ合えることが大切です。

災害が起きる前に

普段からやっておきたいこと

連絡方法を決める

電話、LINE、連絡網、防災行政無線など、 地域で使える方法を確認します。

支援が必要な人への備えを考える

本人の意向や個人情報に配慮しながら、 平時から支援方法を考えておきます。

防災訓練をする

避難、安否確認、初期消火、AED、避難所設営など、 地域に必要なものから始めます。

防災資機材を確認する

「何があるか」だけでなく、 どこにあるか、誰が使えるかまで確認します。

順番が大切

災害が起きたら

  1. 1

    まず、自分と家族の安全

    自分が危険な状態で、 他の人を助けに行かないことが大切です。

  2. 2

    周囲の安全を確認

    火災、建物の倒壊、道路、河川、土砂災害など、 周囲に危険がないか確認します。

  3. 3

    無理のない範囲で安否確認

    安全を確認できた人から、 近所の人へ声をかけます。

  4. 4

    避難が必要なら声をかける

    危険が迫っている場合は、 周囲にも避難を呼びかけます。

  5. 5

    正しい情報を共有する

    市や気象庁、消防などの公式情報を確認し、 地域でも共有します。

  6. 6

    できる範囲で支援する

    救護や避難支援など、 地域で安全にできる範囲で協力します。

できないこと、危険なことは、無理に行わない。

これも地域防災では重要です。

一人に集中させない

自主防災は、区長一人の仕事ではありません

自主防災組織という名前から、 「区長や自治会役員が全部やるもの」 と思われることがあります。

しかし、防災の役割が一人や一部の役員に集中すると、 その人が不在だった場合に地域が動けなくなる可能性があります。

地域には、いろいろな力があります

  • 自治会役員・班長
  • 防災士
  • 民生委員
  • 消防団経験者
  • 子育て世代
  • 若い世代
  • 地域活動をしている人
世代の異なる地域の人たちが協力して防災活動をしているイメージ

防災に詳しい人を探すより 「これなら手伝える人」を少しずつ増やす。

人数の少ない地区なら、 「連絡する人」「避難を呼びかける人」「安否を確認する人」 くらいから始めても構いません。

声かけが必要な人へ

支援が必要な人をどう支える?

災害時には、 避難や情報収集に支援が必要になる方がいます。

一人暮らしの高齢者 高齢者のみの世帯 障がいのある方 介護が必要な方 医療機器を使用している方 妊娠中の方 乳幼児のいる家庭

誰が声をかけるか。
どう安否を確認するか。

これを平時から考えておくことが大切です。

無理なく続ける

訓練は、小さく始めていい

「防災訓練」というと、 大勢が参加する大掛かりな訓練を 想像するかもしれません。

でも、小さな確認も立派な防災活動です。

  • ハザードマップをみんなで見る
  • 集合場所まで歩いてみる
  • 連絡網を一度使ってみる
  • 防災倉庫を開けてみる
  • 資機材を動かしてみる
  • 消火器を使ってみる
  • AEDや応急手当を学ぶ

毎年、全部やる必要はありません。

地域に必要なことを、一つずつ確認していきましょう。

地域住民が消火器の使い方などを学ぶ防災訓練のイメージ

持っているから、使えるへ

防災資機材は「ある」だけでは使えません

防災倉庫に発電機や投光器、救急用品などがあっても、 災害時に使えなければ役立てることができません。

何がある?

必要な資機材がそろっているか。

どこにある?

災害時にすぐ取り出せる場所か。

誰が使える?

使い方を知っている人がいるか。

鍵は誰が持っている?

担当者が不在でも開けられるか。

動く?

定期的に点検されているか。

地域住民が防災倉庫の発電機やライトなどの資機材を点検しているイメージ

「持っている」から 「使える」へ。

これから始めたい地区へ

自主防災組織を作りたい。何から始める?

最初から規約や組織図を作る必要はありません。 まず、市に相談するところから始められます。

  1. STEP 1

    まず市に相談する

    自主防災組織について分からないことを、 あわら市危機管理課へ相談します。

  2. STEP 2

    地区で話してみる

    区長や役員などで、 地域の防災について話してみます。

  3. STEP 3

    地域の危険を確認する

    ハザードマップなどを使って、 地域で注意する災害や避難先を確認します。

  4. STEP 4

    必要な役割を考える

    誰が連絡するか、誰が声をかけるかなど、 地域に必要な役割を考えます。

  5. STEP 5

    地区で設立を決め、市へ登録する

    設立が決まったら、 必要な書類を整えて危機管理課へ提出します。

  6. STEP 6

    できることから始める

    最初から完璧な組織にする必要はありません。 地域に合った活動を少しずつ始めます。

地域だけで抱えなくて大丈夫

あわら市に相談・支援をお願いできます

自主防災組織の設立や活動を、 地域だけですべて考える必要はありません。

自主防災組織について説明を聞きたい

あわら市では、未設立区を対象とした説明会を 希望に応じて随時開催しています。

  • 時間は30~40分程度
  • 休日の開催も可能
  • 区民館・集落センターなど地区内でも開催可能

まず説明を聞くだけでも大丈夫です。

説明会・設立支援を確認する ↗

防災訓練をしたい

「どんな訓練をしたらいいか分からない」 という段階から相談できます。

市、あわら消防署、あわら市防災士の会などが、 地域の防災訓練を支援しています。

  • 防災出前講習
  • 初期消火訓練
  • AED・応急手当・心肺蘇生
  • 避難所設営訓練

自分たちだけで訓練内容を考えなくても構いません。

防災訓練の支援内容を確認する ↗

活動に使える補助制度があります

2026年9月現在、あわら市では自主防災組織を対象とした 「地域防災力向上支援事業補助金」 があります。

補助率
3分の2
補助上限
20万円
事業年度
令和6年度~令和8年度

対象となる事業や申請方法は、 市公式情報を確認してください。

補助対象・申請方法を確認する ↗

※2026年9月確認。 制度内容や実施年度は変更される場合があります。

今日やるなら、これだけ

次の集まりで、10分だけ
防災の話をしてみる

まず確認するのは、4つだけです。

  • 誰が最初に声をかける?
  • どこへ避難する?
  • 支援が必要な人にはどうする?
  • どう連絡する?

全部決まらなくても大丈夫です。

「何から始めればいいか分からない」
その段階から、市へ相談して構いません。

必要な相談先

自主防災組織の設立・活動について相談したい

自主防災組織の設立、説明会、防災訓練、 補助制度などについて相談できます。

担当窓口

あわら市 総務部 危機管理課

一次情報

公式情報

制度の正式な条件・申請方法・最新情報は、 あわら市公式情報もあわせて確認してください。

※ページ内のイラスト・イメージ画像はAI生成イメージです。 実在の人物・施設・職員・地区等を示すものではありません。